スズキが2006年実績と、2007年の見通しを発表しました。それによると、昨年は四輪車が世界で217万4000台(前年比108%)販売され、国内こそ2005年とほぼ変わらない販売台数でありながら、海外で前年比113%と好調さを見せつけました。
国内販売では軽自動車が2005年比1%減少の61万1362台。登録車は5%増の8万3968台となっています。やはり世界を見据え、軽自動車の生産を減らしたのが効いているのでしょうか。生産を見てみると、国内&海外ともに10%以上の伸び。
一方今年は一体どんな見通しを立てているかというと、国内では軽自動車が2006年比で4%減の58万5000台くらいの販売台数になると予想。ただ軽自動車は減少を予測しているものの登録車の方では増加を見込んでおり、2006年比7%増の9万台ほどを見込んでいます。世界全体では、2006年比1%増の235万台という見通し。生産の面でも増加すると考えているだけに、計画通りに行けばかなり順調な伸びとなりそうです。
スズキの軽自動車販売計画に対し、
ダイハツは今年62万台軽自動車を売る計画。となると「スズキが軽自動車トップから陥落する」ことになってしまいますが、スズキの鈴木会長は年頭記者会見で「生産能力が無いし、日産自動車へのOEM供給もあるので、トータルの生産台数は増えるので、問題は無い」としています。
確かにその通りで、まず
日産にOEM供給しているモコが好調な売れ行きを記録している。さらに今年に入ってから「アルト」をOEM供給し、日産「ピノ」として新発売されております。スズキ
ブランドに加え日産ブランドでも売れているから、生産したクルマを売るという点で全く問題はありません。
さらにスズキはダイハツよりも多くの世界販売を実現している。今年の世界販売計画はダイハツが100万2000台なのに対し、スズキは2倍以上の235万台。生産能力を軽自動車から登録車へシフトし、さらにインドなどで大きく台数を伸ばしているだけに、好調な世界販売が予測されています。
スズキが見ているのは国内だけではない。軽自動車市場は今後大幅な伸びが期待できるわけではない。そう考えると世界全体で登録車を強化するのは賢明。WRC参戦も控えているし、スズキは世界を見据え邁進しています。(新美)
http://www.suzuki.co.jp/release/d/d070125.htm
posted by Carmode at 11:48|
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