2007年01月22日

自賠責保険、毎年値上げ

昨年はガソリンの高騰が続き、クルマの維持費が高くつく状況でした。そのため中古の安いクルマを買ったところで「あまり乗れない」なんて人もいたはず。クルマの維持費高騰は自動車業界にとって決して良いことではありませんけど、来年度からは自賠責保険も値上げされてしまいます。

値上げといっても、現行の基準料率は変わらず、自家用乗用車2年契約で3万1730円。ただし、今まで国から交付されていた保険料等充当交付金(国が保険料の一部を負担してくれるもの)が減額されることにより、自動車ユーザーの負担額が上がってしまうのです。

現在ユーザーの負担額は3万680円。これが来年度からは3万830円となり、150円の値上げ。値上げ幅は小さくとも、「塵も積もれば山となる」で、長い目でみれば大きな値上げになってしまうかもしれません。事実ユーザーの自賠責保険負担増は、3年連続となりますから。

道路特定財源の一般財源化、軽自動車の税制見直しなど、国の自動車業界に対する政策は、厳しいように思える。もちろん賛成できる政策もなくはないけれど、もっと自動車メーカーやユーザーが「そうだ! そうしてくれるとありがたい」なんて思える政策が多く実施されてもらえないものでしょうか。(新美)

http://www.fsa.go.jp/singi/singi_zidousya/siryou/20070117_zsir_b.html
posted by Carmode at 22:21| ニュース

三菱もバイオエタノール対応車を導入

三菱が2007年度にブラジルへ。2009年度にはアメリカへ100%バイオエタノール燃料対応車を投入すると発表しました。

報道によれば、燃料中のバイオエタノール濃度が0%〜100%のもの(普通のガソリン〜E100までということ)に対応しているエンジンとのこと。一部モデルでは寒冷地対策を施し、エタノールが凍結しないようになっている技術も採用しているそうです。

正式発表はまだですけど、パイオエタノールへの対応が着々と進んでいることは確実。様々な原料からバイオエタノールが開発できるようになりつつあるし、ブラジルはもとよりアメリカでもバイオエタノールは想像以上に普及していますから。

一方日本はというと、国と企業が共同で建設廃木材からバイオエタノールを精製する工場を作ったりしているものの、依然としてエタノール濃度は3%までしか許されていない。トヨタなどではほとんどのエンジンでエタノール対応しているのにも関わらずです。正直遅れていると思わざるを得ません。

最近の三菱を見ると元気です。ディーゼルの導入といいバイオエタノールへの対応といい、さらにはWRCでもスバルと同じくらいの速さを見せているのですから、なんだか明るい話題ばかりですね。(新美)

http://media.mitsubishi-motors.com/pressrelease/j/corporate/detail1584.html
posted by Carmode at 15:11| ニュース

プジョー、ディーゼルでル・マン24参戦!

プジョーが2007年のル・マン24時間耐久レースへの参戦体制を発表しました。それによると、ドライバーは昨年までF1ドライバーを務めていたジャック・ビルヌーヴ選手(1997年には年間チャンピオンに輝いている)、昨年スバルワールドラリーチームに在籍していたステファン・サラザン選手、フェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネ選手、元F1ドライバーのペドロ・ラミー選手など、豪華な顔ぶれ。

マシンは一昨年6月に発表されたように、バンク角100度のV型12気筒、5、5リッターディーゼルエンジンを搭載する「908」。1992年と1993年を2連覇したプジョーの、最新マシンであります。

プジョー・スポール・ディレクターのバルジュ氏は「2007年はプジョー・スポールにとって、本当の意味で再出発の年になるだろう。我々は、僅か1年余りでチームを再編し、908のシェイクダウンを行った。目標は、今後さまざまなサーキットで908を進歩させ、開発を進め、2008年シーズンに備えて勝てるレベルまでマシンの性能を高めることだ。したがって2007年は、性能と耐久性をできるだけ高いでベルで両立させることに奮闘する年になるだろう」とコメントしています。

これで面白くなるのはアウディとのディーゼル対決。昨年のル・マン24時間で、アウディR10がディーゼル初優勝を飾ったのは記憶に新しい。ディーゼルは燃費の面でも有利だし、低回転で極太のトルクを出す。もちろんそれに対応したトランスミッションが必要となりますが、ギヤチェンジが少なくて済み、ドライバーの負担も軽減される。何より、低回転から太いトルクを出すのは運転のし易さという面で大きいはず。高回転を多用しなくていいのは、耐久性でも有利なはずですから。

ダカールラリーでもVWのディーゼルが活躍したように、モータースポーツ業界でディーゼルが活躍し始めている。となると、そろそろハイブリッドの本格的なモータースポーツ参戦も出てきてほしいところですね。まぁ、レギュレーションが色々大変そうですけど。(新美)
posted by Carmode at 10:52| ニュース

三菱優勝! ダカールラリー

いやー、最後は横綱相撲みたいな展開でした。21日に行われたダカールラリーの最終レグ。最後のSSを三菱勢は無難にこなし、見事優勝であります。

優勝したのはベテランセル選手で、2年ぶり3度目の総合優勝。2輪時代と合わせると通算9回目の総合優勝獲得です。三菱としては7連覇となり、通算12勝目を記録。総合2位には前回大会優勝のアルファン選手が入り、三菱のワン・ツーフィニッシュ! 何とも記念すべき大会ですね。

総合3位は最後まで堅実に走り続けたシュレッサー選手(オリジナルバギーで参戦。1999年と2000年に総合優勝)。相次ぐトラブルで後退し、終盤はチームプレイに徹していた増岡選手は総合5位と、最後の最後で順位を上げ(総合4位のアルアティヤ選手がペナルティを受けたため)、3年ぶりの完走を果たしています。ロマ選手は総合13位でした。

途中まで三菱勢を大きく苦しめたVWはミラー選手の総合4位が最高。スーザ選手が7位、サインツ選手が9位、ドゥビリエ選手が11位となっています。

優勝したベテランセル選手は「最高の気分です。ダカールラリーの総合優勝に代わる喜びはありません。我々の新型『パジェロエボリューション』のドライビングフィールは素晴らしく、走らせる喜びがありました。もっとも、最後の最後で余計な問題を抱えたくはなかったので、昨日はかなり神経質になっていましたし、今日のショートステージでもできるだけゆっくり走りました。今大会でステージ優勝を獲得することはできませんでしたが、私が2輪時代にチュニジアで行われたラリーで初めての優勝をつかんだときも、トップタイムを出すことは一度もなく勝ったんです。まして、ダカールラリーのような長丁場の戦いでは、ステージ優勝そのものは最重要項目ではありませんからね。とはいうものの、我々はより進化しなければならないと改めて思いました。これからの1年を有効に活かして、次回のダカールラリーで再び勝利を目指したいと思います」とコメント。

今大会は昨年にも増して三菱とVWの争いが激化した年でした。特に前半はVWがトップ3を独占。VWのディーゼルターボは、三菱のガソリンエンジンに対してレギュレーションが緩いということもあって、速さではVW有利と言われていました。序盤はその予想通りの展開となり、三菱は焦ったと思います。

ただ、前回大会もVWは前半強かったものの、後半は三菱が盛り返して優勝していた。今年もその意味では前回大会の再現だと言えるでしょう。三菱を襲ったトラブルが前半であったのも、幸運でした。後半に同じトラブルあったら、盛り返す時間ありませんでしたから。パンクだけでなくクラッチトラブルが4度あったことは、来年に向けた大きな課題。

VWがマシンの信頼性を上げてきたら、三菱の優勝はより難しくなる。けれど、VWという強力なライバル出現はダカールラリーをより面白くするだけでなく、三菱にとってもいい影響があるはず。両者が切磋琢磨すれば、さらに素晴らしいマシンが出来上がってくるはずです。

バイオディーゼルで参戦した元F1ドライバーの片山右京選手は67位。日産パスファインダーで参戦していた篠塚建次郎選手は58位という成績。2輪部門はシリル・デプレ選手が2年ぶり2度目の優勝を飾っています。

かなり盛り上がった今年のダカールラリー。三菱の優勝はやはり嬉しいものです。WRC初戦のモンテカルロでもガルデマイスター選手が7位となかなかいい成績を残していますから、三菱からすればこれ以上ない1年のスタートを切ったことになる。モータースポーツでの活躍に、今後は新型ランサーやD:5など期待大の新型車もデビュー予定。今年は三菱が大爆発するかもしれません。(新美)
posted by Carmode at 10:14| ニュース

WRCモンテカルロ、ローブ選手が開幕ダッシュを決める

WRCの開幕戦となるモンテカルロラリーの全日程が終了した。21日(日曜日)はF1モナコGPでも使われる市街地コースも含むSS15のスーパーSS1本のみだったため、順位変動は少なく、シトロエンのローブ選手がニューマシンC4のデビューウィンを飾った。2位にもチームメイトのソルド選手が入り、シトロエンチームにとっては文句ない07年の滑り出しと言えるだろう。

3位はフォードのグロンホルム選手。20日(土曜日)最後のSS14終了時点で0.8秒差だったヒルボネン選手(フォード)とアトキンソン選手(スバル)による4位争いは、SS15でアトキンソン選手がヒルボネン選手(SS15は3番手タイム)を1秒上回るSSトップタイムをマークしたアトキンソン選手に軍配が上がった。以下、ソルベルグ選手(スバル)、05年モデルのランサーでプライベートエントリーしたガルデマイスター選手、コペッキィ選手(シェコダ)の順。

なお、SS15には何千人もの観客が集まり、大盛況だったとのこと。今後もモンテカルロラリーの名物ステージとして定着していくよう期待したいところだ。次戦は2月9日から行われるスウェディッシュ・ラリー(併催ラリーはPCWRC)である。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/01/3.asp
posted by Carmode at 01:02| ニュース