三菱勢が大きく順位を上げるなど、ダカールラリー7日目は大きな動きのある1日でした。まず、前半戦最長となる542kmのSSに訪れたのは強烈な砂嵐。主催者は439km地点に設けられたチェックポイント周辺に砂嵐が起きたことにより、競技者の安全確認を行うヘリコプターを飛ばすことができず、安全を確保できないと判断。後半の134kmをキャンセルし、タイム計測は407、6km地点までということに。
キャンセルとなった
ステージ後半だけでなく、他にも至る所でドライバー達を苦しめた砂嵐。場所によっては30cmくらいしか視界が確保できないなんて所もあったそうです。そんな中SSトップのタイムをマークしたのは、VWのドゥビリエ選手。今大会初のSSトップであります。この結果ドゥビリエ選手はサインツ選手に代わり総合トップの座を獲得。
ここ4日間トップを守り続けてきたサインツ選手は、SS3位のタイム。ドゥビリエ選手に先を行かれたものの、1分39秒というとても小さい差で総合2位につけています。
素晴らしかったのは三菱勢。ベテランセル選手がSS2位となるタイムを記録し、総合3位に入っています。これで大会開始以降続いていたVW勢のトップ3独占が崩れました。前年度覇者のアルファン選手もSS6位のタイムで総合4位を死守するなど、三菱勢にとっては嬉しい1日。しかし何よりこの日に活躍を見せたのは増岡選手。SS4位のタイムを記録し、総合9位から5位まで一気にポジションをアップ! 大躍進であります。
ただし三菱勢にトラブルがなかったわけではない。前日まで好調に走っていたロマ選手が転倒してしまったのです。幸いリタイアになるような
ダメージはなかったものの、エンジンが始動せず、サポートトラックの修理を待つハメに……。結果SSトップから6時間26分51秒遅れのSS110位となってしまい、総合23位へ後退しています。
ロマ選手のトラブルあったものの、三菱勢にとっては素晴らしい1日となったダカールラリー7日目。スーザ選手がナビゲートミスにより総合9位まで下がるなど、今回の順位アップにはVWのトラブルによる部分もある。けれどいくら他車にトラブルあったとはいえ、順位を上げられたのは順調な走りがあってこそ。特に増岡選手の躍進は日本人にとって嬉しいものです。
それから日本人ドライバーで気になる片山右京選手と篠塚建次郎選手は、それぞれ総合70位と77位。マシンの性能とかもあるのでしょうけど、篠塚選手にはベテランらしい味な走りを、片山選手には元F1ドライバーらしい走りを見せて欲しいですね。
ダカールラリーは7日目を終え、13日は休息日。三菱としてはいい形で7日目を終えられたため、
リラックスして休息日を迎えて欲しい。休息日後の大会9日目となる14日は、今大会最長の589kmというステージ。リフレッシュしたマシンとドライバー達は、どんな走りを見せてくれるのでしょうか。(新美)
posted by Carmode at 20:04|
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