2006年11月29日

現代の名工、自動車関係者も多数受賞!

今年も卓越した技能を持つ技能者を表彰する「現代の名工」が厚生労働省から発表された。「現代の名工」は平成15年度に日産スカイラインGT−RやフェアレディZの走行性能のテストを担当した加藤博義氏が受賞して以来、クルマ好きの中でも有名になっている。今年も自動車業界から6人もの方が受賞した。受賞されたのは

デンソー、三沢修さん(金型工作機械工):高精度な自動車用メーターの型製作を実現するとともに、職場での教育方法の進歩にも貢献。

アイシン精機、笹方公さん(金属製作手仕上工):幾多の治具の考案等により、工数低減やコスト低減、精度向上等を達成。その他にも後進の指導育成にも力を注いでいる。

日産ディーゼル、阿部輝夫さん(自動車部品組立工):エンジン組み立ての分野で優れた異音や聴覚・触覚による優れた異常検出技能を持つ。さらにこの経験を生かし、異常を数値化する異音測定装置等を考案。

トヨタ自動車、小松年久さん(自動車整備工):自動車整備の業務の他、開発車両の試験・評価も行い、高品質で高性能なクルマ作りに貢献。

オーテックジャパン、寺島徹さん(板金工):ハンドメイドによる部品製作、スライドアップシート部品製作で優れた技術を発揮。また、社内で技能道場や技能検定制度を確立させ、後継者の育成にも寄与。

マツダ、山口達美さん(金属塗装工):塗装技術の分野で活躍。生産性向上や若手育成にも大きく貢献。

自動車業界から受賞者が出るのは、クルマ好きとしてとても嬉しいことだし、自動車メーカーの腕利きの皆さんのおかげで優れたクルマが販売されているのは本当に有難いと思う。来年度は、匠の技がふんだんに盛り込まれているレクサスLSに携わっている方の中から(例えば、塗装をされている方やエンジンの完成検査の担当の方)受賞者が出るのだろうか。(永田)

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/11/h1117-3.html
posted by Carmode at 23:11| ニュース

ETC利用でフェリーが割引料金に

ETCの無線通行を利用したドライブスルーや時間貸し駐車場料金の支払いなどが提案されている中、神戸の三宮と四国の香川県高松市を結ぶ「ジャンボフェリー」がETCを使った乗船の社会実験を始めることになった。通常料金は普通自動車で6390円(運転手を含む、軽自動車だと5490円)なのだけど、ETCを使えば普通自動車4870円、軽自動車4370円になるのである。

さらに驚くのは同乗者の料金。1人あたり1340円のところが同乗者2人分無料になるのだ。よって普通自動車3人乗りでジャンボフェリーを利用する場合にETCを使うと、7550円の定価がだいたい3分の2の料金の4870円になるのである。最近、ETC車載機が安くなっているのを考えれば、この割引を1度片道か往復で使うだけで元を取れてしまう。

この社会実験は6m未満の乗用車が対象で、実験期間は来年1月31日までとなっている(参加には事前の登録が必要。詳しくはリンク先を参照)。ETCを使って、料金を払う時間待ちがなくなる上に料金まで安くなるのは本当に嬉しいこと。次は時間貸し駐車場なんかで、お釣りの用意などがいらなくなるのを理由に「ETCを使うと、駐車料金10%引き」なんてならないだろうか?(永田)

http://www.ferry.co.jp/info_03.htm
posted by Carmode at 20:39| ニュース

高速のガソリン上限価格、1週間で変更へ

高速道路のSAなどにある給油所のガソリン販売上限価格について、その決定方法が変わることになりそうです。これは西日本高速道路株式会社の石田会長が、記者会見で明らかにしたもの。現在高速道路におけるガソリンの上限価格は、経済産業省の発表する前月第4週(もしくは第3週)の全国平均価格を反映させています。そして1ヶ月ごとに上限価格を設定するという方法を採っている。例えば12月の上限価格は11月第3週か第4週の全国平均価格を参考に決定しているというわけ。

しかし最近大きく上下する原油価格により、この方法では問題のあることが分かりました。皆さんも記憶にあるでしょう。8月に高速のガソリン販売価格が一般道のそれより安くなり、高速の給油所に長い渋滞ができたことを。今年8月の上限価格はレギュラー137円/L、ハイオク148円/L。それに対し一般道の8月におけるガソリン販売平均価格はレギュラー144円/L、ハイオク155円/L。多くの人が安くガソリンを入れようと高速道路の給油所を利用したのです。

どうしてそういった事態になったのか。石油会社のガソリン卸値は、月の変わり目によく変更される。よって一般道のガソリン販売価格は、月の変わり目で大きな変化を見せます。8月の高速道路におけるガソリン安は、7月から8月にかけて一般道のガソリン価格が大幅に上昇したにも関わらず、高速のガソリン上限価格は7月第4週の平均価格を元に設定したために起きてしまったと言えるでしょう。

それでも週ごとに上限価格が改定されれば、高速のガソリン格安という事態は短くて済んだ。しかし上限価格は1ヶ月ごとに決定。よってお盆時期を中心に8月を通して高速道路の給油所が大渋滞する結果となりました。

各高速道路会社はこういった事態を踏まえ、上限価格を1ヶ月ごとではなく1週間ごとに改定する方針だとのこと。これにより市場の平均販売価格をすぐに反映できるようになるのです。

石油情報センターや経済産業省の発表するガソリン販売平均価格は、実際にはちょっと高め。一般道のガソリンスタンドで、平均価格よりも安くガソリンを販売しているところはいくらでもあります。となると高速道路で販売されるガソリンは、実際には常に割高ということになってしまう。平均価格と大きな差は生まれませんが、平均価格自体が割高だと考えると、高速道路の給油所はずっと割高という状況になるのです。

これではなんか夢も希望もないような。いつもは躊躇してしまう高速道路での給油ですが、たまには高速道路で心おきなく給油したいですよね。できれば平均価格よりちょっとだけ安めにしてくれないかしら? それが実際の市販価格に一番近いと思います。元々はガソリンスタンドを選ぶ自由がないからこその上限価格設定なのですから、もうちょっと親切になってもいいのでは。

それにしても、今思えば8月のガソリンは高かった。3ヶ月ほどたった現在、全国のガソリン販売平均価格はレギュラー136円/L、ハイオク147円/L(11月20日時点)。8円くらい値下がりしています。それでもまだ高いですけどね。もっともっと値下がりしてほしいものです。(新美)
posted by Carmode at 12:32| ニュース

スカイライン、出足好調!

先週20日に発表されたばかりである新型スカイラインの受注台数が、日産から発表されました。発売後1週間での受注台数は、月間目標販売台数の1000台を大幅に超える4144台。1週間で月間目標販売台数の4倍超というのは、かなり驚異的な数字でしょう。

受注内容を見ると、ベースグレードの「250GT」が全体の28,4%と高い割合。台数にして1200台弱がこのグレードということになります。VDCは付かないけれどバイキセノンヘッドランプやパワーシートなどが装備されるから、大きな不満はないということでしょう。値段も279万3000円(2WD)と、300万円超である他のグレードと比べて安めですしね。もしかしたらレンタカーなどの需要もあるのかもしれません。

「250GT」に続いて高い割合で売れているのがCDチェンジャーやVDCの付く「250GT TypeV(16,2%)」。本革シートや後席リクライニングの付く2,5リッターで最上級グレードの「250GT TypeP」は15,5%でした。4駆モデル含め、2,5リッターエンジン搭載車は全体の68,8%を占めます。

一方で最上級グレードとなる「350GT TypeSP」も16,8%と高い割合。3,5リッターの中では安い「350GT TypeS(9,8%)」よりも売れているのです。最上級グレードが多く売れるなんて、なんだか高級車定番の売れ方に似てきましたね。購入年齢層を見ても60歳以上が36,0%、50〜59歳が24,8%とかなり高い傾向。昔は若者に圧倒的な支持を得ていたスカイラインも、とうとうこんな売れ方をするクルマになったかという感じです。もっとも、かつてスカイラインを好きだった人達が年をとってから購入しているのかもしれませんけど。

注目すべきは世界初の搭載となる4WAS(4輪アクティブステアリング)。「350GT TypeP」と「350GT TypeSP」にオプション設定)の装着率が51,9%であること。4WASがオプション設定されているグレードは受注全体の約20%ですから、4WASは全体で10%ほどに装着されていることとなります。13万6500円という価格は安いとは言えませんけど、世界初の技術に皆さん期待しているのでしょう。

4000台超という受注台数は日産の大きな期待に応えるもの。あとは好調さをどこまで維持できるか。国内の販売状況を見ると最近軽自動車に頼みの部分も大きくなっている日産だけに、スカイラインが明るいニュースとなることを願います。(新美)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2006/_STORY/061128-01-j.html
posted by Carmode at 10:26| ニュース