2006年11月22日

2日半で2500km。そりゃ厳しい話だ……

茨城県警交通指導課などは20日、過労運転下命の疑いで運送会社「北関東運輸」の社長を逮捕しました。過労運転下命とは、具体的にどんなものなのか。それは今年5月に起きた事件で明らかになったもの。あるトラックの運転手が居眠り運転をして乗用車2台と衝突し、6人を死傷させる事件が起きたのです。ドライバーは業務上過失致死傷罪で懲役2年8月の実刑が確定しています。

問題は居眠り運転となった原因。逮捕された運送会社社長は、事故を起こしたドライバーに5月26日午前1時〜28日午前10時までの間で、茨城県大田原市から岡山県新見市までおよそ2500kmの移動を命じていたのです。57時間で2500km。これはちょっと無理ではないですか? 

高速道路を制限速度いっぱいの80km/hで走行し続けるとして考えてみましょう。1日の睡眠時間は8時間。残り16時間で、2時間に30分ずつ休憩しながら走行すると、1日に走行できるのは14時間くらい。食事の時間を考慮すれば、1日に12時間くらいがやっとでしょう。となると1日に走行できる距離は960km。2日間で1920km走ったとして、残り9時間で580km。2時間ごとに休憩したとしたらギリギリです。

実際には一般道を走行するだろうから時間はもっとかかるだろうし、何しろ1日中運転し続けるのはかなりしんどい。それを行えと命じたのはかなり無理があると言えます。

大型車にもプリクラッシュセーフティシステムが搭載されつつありますが、それでもこういった事例があり続けるかぎり、悲惨な事故は無くならないと思います。ドライバーとしては雇用主にそんなに強いことを言えないだろうし、雇用主としては安く早く運ぶために、ドライバーに無理を強いなければならない状況。となるとそういったサービスを求める消費者にも責任の一端はあるかもしれない。

けれど、すべての消費者に「安価で便利なサービスばかりを求めるな」と忠告して実践させるのは不可能。やはりどこかで強い規制が必要でしょう。運送業界に「ドライバーに無理をさせないための強い規制」を適用し(もしくはドライバーの運送状況を必ず報告させる)、消費者にも文句は言わせないようにする。そういったことが実現できればいいのですけどね。(新美)
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スズキ、軽自動車用新エンジン開発へ

スズキが平成20年中盤あたりから、軽自動車用次期型エンジンを生産することになった。といってもこれはスズキから発表されたものではなく、エンジン関係のパーツを生産している株式会社ミクニが「スズキから軽自動車用次期型NAエンジンの搭載する樹脂インテークマニホールド(スロットルボディも含む)を受注した」と公表したことで明らかになったのである。

具体的な納入開始時期は平成20年6月からを予定しており、年間44万5千台分を供給する。この発表で94年登場ということで、そろそろ古さを感じる面も出てきたスズキのK6型エンジンが今から2年先には新エンジンへ移行されるのはほぼ間違いないといえるだろう。搭載される車種は納入から考えて、おそらく次のワゴンRと予想できる(ワゴンRは歴代5年のモデルサイクルを取っており、現行モデルは平成15年秋の登場)。最近、販売台数、エンジンを含めたパワートレーンの面でダイハツに押され気味となっているスズキを新エンジンがどのくらい後押しするか? 今後発表される軽自動車も含めて大注目である。(永田)

http://www.mikuni.co.jp/j/TOPICS/2006/intake_manihold_jyuchu_oshirase.pdf
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北京モーターショー、日本メーカーも精力的に出展!

急速なモータリゼーションの発達により、自動車への関心もどんどん高まっている中国で現在開催中の「北京モーターショー」には日本の自動車メーカーも初お披露目となるモデルや中国で生産される新型車を積極的に出展している。目立つ出展をご紹介しよう。

日産:リヴィナ ジェニス
中国でも生産するミドルクラスの7人乗り、3列シートのミニバン。モダンなデザインや多彩なシートアレンジが特徴。日本への導入はラフェスタとのバッティングもあってか、予定はないとのこと。

スズキ:SX4セダン、ランディ
2台とも中国でされる。SX4セダンはエリオの後継車として日本導入もあるか? ランディはおそらく軽自動車「エブリィ」の7人乗り、小型車バージョン「エブリィランディ」の後継モデルだろう。

・ダイハツ:D−01(プロトタイプ)
SX4、クロスポロなどが人気に小型多目的車の分野に投入される新型車。最低地上高の高いクロスオーバーバージョンとスタイリッシュなスポーティバージョンが出展される。

この他にも、トヨタは新型カローラの中国仕様(ワイドボディになっている)、三菱からもアウトランダーの中国向けが出展されている。

中国市場は今年の年間自動車販売台数が700万台を突破することが確実(規模としてはアメリカ市場に次ぐ世界第2位)になっているおり、これからも中国、アジア向けのクルマが増えてくるのは間違いないだろう。近い将来には「中国、アジア向けのモデルから日本向けモデルが派生する」ということも大いにありそうだ。今後も中国やアジアからどんなモデルが出てくるか、とても楽しみである。(永田)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2006/_STORY/061117-01-j.html(日産)
http://www.suzuki.co.jp/release/d/d061120.htm(スズキ)
http://www.daihatsu.co.jp/wn/061117-1f.htm(ダイハツ)
http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Nov/nt06_059.html(トヨタ)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1552.html(三菱)
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中部地区最大の輸入車ショー開催!

テレビ愛知となごやインポートーカーショー実行委員会の主催により、来年1月6日と7日に名古屋市港区のポートメッセなごや2・3号館にて、輸入車のモーターショーである「なごやインポートカーショー2007」が開催されます。このモーターショーは中部地区最大級の正規輸入車を扱うモーターショー。ベンツやBMW、アウディにサーブ、ボルボやクライスラーなどから高嶺の花であるフェラーリやアストンマーチン、ランボルギーニなど多くのメーカーが出展します。ロータスなんかもあったりして、なかなか面白そう。

チケットは大人1500円(前売り1300円)/小中学生700円(前売り500円)。前売りチケットは11月10日よりサークルKやサンクス、ファミリーマートなどのコンビニやチケットぴあで販売されております。

こういったイベント、ぜひとも子供連れで行ってほしい。日本車にないわけではないけれど、輸入車にはやはり華がある。スーパーカーも出展されることから、子供に大きな夢を与えてくれるのは間違いありません。普段なかなか触れることのできない超高級車などに触れ、クルマへの興味をもっともっと高めてほしいと思います。

ポートメッセのある名古屋港周辺には、イタリア村があったり水族館があったり、少々小さめではあるけれど遊園地なんかもあったりする。インポートカーショーを覗き、水族館でペンギンやイルカショーを見て、イタリア村でショッピングや食事なんてプランはいかがでしょう? 地下鉄1本で熱田神宮へもアクセスできることから、熱田神宮へ寄るなんてのもアリ。愛知県の人だけでなく県外から訪れてもきっと楽しめるはずです。(新美)

http://www.importcarshow.jp/outline.html
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