2006年11月21日

中古車購入満足度、初の調査!

J.D.パワー・アジア・パシフィックは20日、同社初の中古車購入満足度を実施したと発表しました。この調査は、中古車購入時の販売店に対する顧客満足度を総合的に分析したもの。中古車を購入して1年未満の人を対象に、「契約・納車」「セールス担当者」「購入車両」「店舗・展示」の4つのファクターについて、計1000点満点で調査を実施しています。もちろん正規ディーラーの中古車部門から、中古車専門業者まで中古車を扱う販売店すべてが対象。インターネット調査により、4575人から回答を得ています。

結果はというと、ホンダが723ポイントを獲得し1位をゲット! 「Honda Cars」としてディーラー再編を実施する一方、中古車ではホンダオートテラスを展開しているホンダが満足度高いようです。2位と3位は僅差。2位は日産で(716ポイント)、3位はトヨタ(714ポイント)でした。

中古車は新車と違い、同じクルマがない。コンディションはそれぞれで、そこが魅力でもあり時に落とし穴ともなる。なので中古車購入満足度は購入車両に満足度が一番大きく左右されるのかと思っていましたが、意外にも一番影響大きいファクターは「契約・納車」。実に30%もの影響度を誇ります。新車にも言えることだけれど、クルマそのものも全体的にレベル高くなっているため、ディーラーなどの販売店による影響がとても大きくなっている。クルマ平均車齢の長期化により、中古車でも「はずれクルマ」の割合が減り、結果的に購入車両よりも「契約・納車」に比重を置くようになっているのかもしれません。

残り3つのファクターについては、「セールス担当者(27%」「購入車両
(24%)「店舗・展示(19%)」という影響度でした。

業界の平均獲得ポイントは679ポイント。国産・輸入それぞれの正規販売店と、中古車専業店に分類してポイントを見ると、正規販売店はともに業界平均を超えておりますが、中古車専業店については業界平均ポイントを下回る657ポイント。若干割高感のあるものの、やはり中古車は正規販売店で買うと満足度は高いようです。

自販連の統計によれば、中古車販売台数は新車の登録車と同じく減少傾向。苦戦が続いております。ましてやオークションなど個人売買のしやすい環境が整ってきている昨今、販売店を通した売買は少なくなりつつある。それでも正規販売店で中古車を買えば、「信用」が漏れなくついてくる。中古車市場も、単に状態のいいクルマを用意するだけでなく、しっかり顧客をケアしていかなければならない時代になっているのですね。(新美)

http://www.jdpower.co.jp/
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ポルシェ大儲け!

ポルシェは2005/06年度におけるグループ全体の税引き後利益が21億1000万ユーロと、前年度の12億3800万ユーロを大幅に上回って過去最高の記録を打ち立てたと発表しました。今回の最高記録樹立はCTS車両ルーフシステムを売却したことによる利益や、VWワーゲンに対する投資によって得られた部分も大きいとのことですが、ポルシェとしては、カーラインナップの充実化を図ったりフルモデルチェンジを行ったりしたことによる利益も大きかったことを喜ばしいと感じているようです。

注目なのはポルシェの今後の方針。監査役会でVWの持ち株比率を現在の27、4%から29、9%まで引き上げると決定したのです。これは何故か。ポルシェはプレスリリースの中で「VW独自の法規が今後その姿を消していく」からだと述べています。VW独自の法規とは、1960年まで国営だったVWというブランドのために作られた、ドイツの「VW法」のことを指します。この法律により投資家や投資企業はどれだけ株を購入しようとしても、議決権の20%までしか保有できない。国営であるVWを守るために作られたこの法律は、昨今批判の対象となっているため、近い将来撤廃されると予想されているのです。

撤廃されるとVWがどこかに買収される危険も出てくるため、ポルシェは持ち株比率を上げ、発言力を強めるとともに買収を防衛しようと考えているのでしょう。ただし持ち株比率が30%を超えると今度はポルシェが買収提案をしなければならず、よって29、9%という数字になったのではと言われています。

なかなか複雑な話かもしれませんが、それだけ企業を経営するのは厳しいということ。提携やブランド廃止など最近動きが激しい自動車業界で、ポルシェやVWは安定した経営を保っていくため必死であります。(新美)

http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/?pool=japan&id=2006-11-17
posted by Carmode at 15:17| ニュース

デリカD:5、発売前に登場!

三菱は7年連続総合優勝と通算12勝目を目指し、今年もパリダカに参戦します。前人未到の7連覇を達成するため、ドライバーラインナップは今年も豪華。パリダカ通算2勝を挙げている増岡選手はもちろん、増岡選手と同じく通算2勝を挙げているペテランセル選手や前回大会で優勝した元アルペンスキーチャンピオンのアルファン選手、さらに若手のロマ選手の4人体制で挑みます。もちろん4人の中で注目は増岡選手。彼にとって今回の大会は雪辱戦となる。というのも前々回、前回とリタイアに終わっているからです。今回はぜひとも優勝してほしいもの。

ラリーカーは新開発のパジェロエボリューションです。先代のMPR12よりトータルバランスを高められた新型パジェロエボリュションMPR13型は、一体どんな走りを見せてくれるのか。必見であります。

さて、パリダカというラリーそのものも注目なのですが、今回お伝えしたいのは来年年初に発売予定の「デリカD:5」が、発売前にサポートカーとして出動するということ。デリカはご存じの通り、ミニバンでありながらもSUV並みの走破性を持ったクルマ。人とモノをたくさん運ぶことができ、なおかつ道なき道を走ることができる。こんなクルマはあまりないでしょう。前回大会のサポートカー(パジェロ)で移動したエンジン担当のエンジニア、幸田氏は「全行程の半分は舗装路ですが、土漠や砂漠などもあり、ここにはすべての種類の道があると言えます。ワジ(枯れた川)やキャメルグラス(砂漠に生える植物で硬質のコブ状になる)などパリダカならではの光景も見られますし、パジェロですらオーバーヒート寸前になるほど厳しい場面もあります。テストコースでは経験できない過酷な耐久試験と捉えれば、今回の活動の意義は大きいと思います」と語っています。

もちろんサポートカーの「デリカD:5」はノーマルのままではない。市販車をベースとしてボディにはロールバーが装着され、シートもバケットシートに。サスペンションのアーム類に補強が入れられる他、ショックアブソーバーとスプリングもラリー専用のものに変更されます。それでも他には燃料タンクが大容量化されるくらいなもので、エンジンやトランスミッション、4WDシステムに手が加えられることはない。市販車のポテンシャルが高くなければ、サポートカーを務めるなんてとても無理な話でしょう。

クロスカントリーラリーのサポートって本当に大変。何せラリーカーが1万kmくらい移動しちゃうのだから、サービスチームも移動しなければならない。それも、サービスを時間通り行うには、ラリーカーより早く目的地に到着していないとダメな場合もあるのです。だからノンビリ移動できるわけはないし、近道と分かったら悪路でも突き進まなければならない。かなりハードな走りを要求されます。果たして「デリカD:5」は耐えることができるのか。

新型シビックタイプRが今年のF1日本GPでオフィシャルカーを務めたように、発売前のクルマがモータースポーツの場で公開される例が増えつつあります。モータースポーツを通じて新型車をアピールするのでしょう。僕としてはそれを有効だと考えているメーカーの姿勢が嬉しい。単にいいクルマというだけではなく、モータースポーツで活躍するクルマ。競技車両としてではなくても、モータースポーツに携わるクルマということだって、立派なことでしょう。大きな付加価値だと思います。もはや世の中のほとんどのクルマが壊れない、そして実用上あまり不満のないクルマになっている。だとしたらどこにその違いを求めるか。モータースポーツに関わっているか否かは、1つの基準になり得るのではないでしょうか。(新美)

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/motorsports/detail1551.html
posted by Carmode at 11:11| ニュース

MR−S、生産中止!

昨今のスポーツカー離れから影響を受けてか、また1つ熱いクルマが生産終了を迎えます。2007年7月末をもって生産を終了されるのが、トヨタのミッドシップ・ライトウェイト・オープンスポーツ、MR−S。1999年に事実上MR2の後継車(まぁトヨタは後継車ではなくまったく新しいクルマとして発表していましたが)として発売された現行MR−Sは、1000kgを切る軽いボディと140psを発する1、8リッターエンジンで、クルマ好きの心を掴んできました。値段も比較的安めで、軽量ながらもロングホイールベースで軽快かつ安定した走りを堪能できるため、ファンは今でも多いはず。

生産終了は来年7月末ということですが、ベース車両は来年1月末で終わってしまう。トヨタは来年1月9日より限定1000台で特別仕様車「V EDITION・FINAL VERSION」を発売し、1月末のベース車両生産終了後は、この特別仕様車のみの販売となります。1000台と台数が多くないことから、新車でMR−Sを買えるのは、もう長くないかもしれません。

また1つ、スポーツカーが消えてしまう。単にハイパワーで攻めるのではなく、軽さを武器にコーナーリングを楽しめるクルマ。誰にでも手軽に、けれども奥が深いこういったクルマはある意味スポーツの王道とも言えるし、環境のことを考えた場合は、より望ましい選択肢でもある。今回の生産終了発表で、トヨタのラインナップから本格的なスポーツカーは姿を消すことになります。スポーツを前面に押し出しているのはせいぜいカルディナくらいということになるのです。やっぱり生産終了って、悲しいものですね。(新美)

http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Nov/nt06_060.html
posted by Carmode at 11:03| ニュース

道路特定財源。石原親子正反対の立場に!

道路特定財源について、自民党の道路特定財源見直しのプロジェクトチームの会合が20日に開かれました。議題はもちろん道路特定財源の一般財源化。会合にはJAFや石油連盟などもヒアリングを目的に参加。なかなか白熱した展開になったようです。

とは言っても、道路特定財源の一般財源化については、多くが反対意見だったよう。石原伸晃道路調査会長は「現行の税率を維持しつつ、一般財源化を前提にして見直しを行い、納税者の理解を得ながら年内に具体案を取りまとめる」との方向性を打ち出していますが、複数の議員からまだまだ道路に投資すべきだとの意見が相次ぐなど、逆風が吹き始めています。

石原伸晃道路調査会長にとっては父にあたる、東京都知事の石原慎太郎知事は全国街路事業促進協議会(全国約1000の都道府県や市町村で構成される会)の代表として一般財源化に大反対の姿勢を表明しており、親子で立場が全く逆という、何とも複雑な状況。ただし、道路関係と条件を付けた上で、もう少し使途を拡大してはという上手な妥協案(?)も意見として出ているなど、解決の糸口も見つかりそうな気配。


最近道路特定財源の一般財源化についてはあまり報道されないけれど、それは決して一般財源化がなくなったワケではなく、ちょっと先送りにされただけのこと。これから年末にかけて政府は一般財源化決定に向け動きを大きくしていくでしょうから、しっかりと見張っていなければなりません。(新美)
posted by Carmode at 10:08| ニュース