2006年11月17日

WRCニュージーランド第1レグ

WRC第15戦ニュージーランドは第1レグを終えた。結果をお伝えしよう。トップは5つのSSすべてでトップタイムを記録したフォードのグロンホルム選手。2位にもチームメイトのヒルボネン選手が続いており、フォードの1−2体制となっている。以下ソルド選手(シトロエン)、ストール選手(プジョー)、ポンズ選手(シトロエン)までがトップ5に顔を並べる。

前戦オーストラリアでソルベルグ選手が久々の表彰台に上り、復調の兆しが見えてきたスバル勢は序盤のSS1,2でタイヤ選択を誤り大きく遅れを取り、ソルベルグ選手6位、アトキンソン選手9位と波に乗り切れない感じだ。オーストラリアでもやっとトップ争いをしながらも、砂埃のせいでロスしたタイムだけで優勝できなかったりと、今年はどうも歯車がうまく噛み合わないようである。

ちなみにスポット参戦しているモトGPチャンピオンのロッシ選手は総合24位だ。なお、フォードはクロノスシトロエンチームにこのラリーで3ポイント差を付ければ27年ぶりのマニュファクチャラーズタイトルが決定となる。このままの順位でいくと、フォードはタイトルを獲得する。

奴田原選手とスバルのアルアティアー選手のチャンピオン争いが盛り上がっている併催のPCWRCはスバルのラトバラ選手がトップ。以下バルダッシ選手(三菱)、新井選手、奴田原選手の順だ。アルアティアー選手は第1レグを終えてクラス6位。このままの順位だとアルアティアー選手がチャンピオンだ。しかし、奴田原選手からクラストップのラトバラ選手までの差は30秒程度なので、今後の状況次第では奴田原選手の逆転チャンピオンの可能性も十分ある。

第2レグは6つのSS(30キロ以上のSSを3つ含む)で争われる。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2006/index.html
posted by Carmode at 18:15| ニュース

新型CRV、絶好調!

10月13日にフルモデルチェンジされたホンダCR−Vの受注状況が発表されました。ボディサイズが大きくなり、値段も高くなって国内よりもむしろ海外を意識した新型CR−Vですが、国内でも意外と好調な売れ行きを記録しております。

11月15日現在での受注台数は月間目標販売台数の約3倍となる6000台ほど。ホンダとしては予想外での売れ行きと言えるのではないでしょうか。それでは内訳を見てみましょう。都会派とは言えやはりSUV。4WDモデルとFFモデルを比較すると4WDが74%を占めております。4WDでは下から順にX・ZX・ZXiという3つのグレードが用意されておりますが、その中で最も売れているのは真ん中のZX(全体の54%)。このグレードは追突軽減ブレーキ+EプリテンショナーやIHCC(インテリジェント・ハイウェイ・クルーズコントロール)などは付かないものの、装備内容は十分豪華。ZXiより50万円近く安い価格で購入することができます。XとZXiについてはそれぞれ11%と9%と、どちらも似たり寄ったりです。

FFモデルはどうか。ZLとZLiという2つのグレードのうち、4WDモデルのZXと同じ装備内容となるZLが23%売れております。ZLiは価格が高いこともあってか3%と全グレード中最少。やはり装備内容はある程度充実していればそれでいいという人が多いのでしょう。

オプションではコンフォートビューパッケージが84%とかなり高い確率で装着されております(標準設定含む)。しかしそれよりも驚いたのが本革シートの装着率。全グレードオプションとなっているため装着率は上がりにくいのですが、それでも25%となっています。4台に1台は本革仕様ということになる。やはり高級感の増した新型ゆえ、本革シートを選びたくなるのでしょうか。

新型CR−Vは国内より海外を重視したモデルであるのに(もちろん国内を軽視しているワケではありませんけど)、国内でもかなり好評なよう。先代から若干改良されたリアルタイム式の4WDシステムはそこまで高い走破性を持っているワケではありませんけど、それでもたまに雪道を走るくらいなら十分の性能。それよりも新型の魅力は優れた乗り心地と静粛性、軽やかに回るエンジンなどにある。後はこの好調さをどれくらい維持できるかですね。(新美)

http://www.honda.co.jp/news/2006/c061116.html
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ホンダ、軽自動車生産を強化

ホンダは現在所有している八千代工業の株式34、5%をさらに増やし、過半数保有を目指して公開買い付けを行うと発表しました。八千代工業はこれに賛同の意を表明しています。

八千代工業とホンダの関係は1953年まで遡る。最初は2輪車用部品の塗装加工で取引を開始。現在はプレス部品や燃料タンク、サンルーフなどで良好な関係を保っているだけでなく、ホンダの軽自動車の受託生産するという大きな役割を担っています。

今回の株式買い付けは軽自動車に目的があり、ホンダは株式を過半数保有することで八千代工業を完全な子会社とし、品質向上とコスト競争力強化、さらに最適な仕様や装備を備えた軽自動車を生産していきたいとのこと。

軽自動車はもはや軽視できない重要なもの。登録車の販売台数減少に歯止めがかからない現在、軽自動車の販売増によって何とか収益を確保しているメーカーもあるほどです。トヨタは登録車でも何とか好調さをキープしていますが、ホンダはライフとゼストという軽自動車に助けられている部分がそれなりに大きい。今後軽自動車市場がますます大きくなることを見越しての八千代工業子会社化でしょう。

軽自動車は税金も安いし、最新のものだとこれといったネガもない。ただ一方で、軽自動車の税体制を見直すなども話も出ている。もし税金が登録車に比べてそんなに安くなくなったら、一体どうなるのでしょうか。まだまだ市場は大きくなるでしょうけど、もしかしたら、いつか転換期が来るかもしれません。それこそ、本当に先の話ですけど……。(新美)

http://www.honda.co.jp/news/2006/c061114.html
posted by Carmode at 11:19| ニュース

スーパーアグリ、来季は琢磨&デビッドソン

スーパーアグリF1チームは、来季のドライバーラインナップを発表しました。「え? 琢磨選手と左近選手のままではないの?」と思う方もいらっしゃるはず。結果から言うとドライバーラインナップは変わります。

発表によると、琢磨選手は今季と同じで来季もレギュラードライバーとしてスーパーアグリで走ることになります。違いはもうセカンドドライバー。井出選手、モンタニー選手、そして左近選手と次々に変わったもう1人のレギュラードライバーは、ホンダのサードドライバーを務めていたアンソニー・デビッドソン選手になりました。

デビッドソン選手は1978年生まれで今年28歳。デビッドソン選手のスーパーアグリ移籍はかねてから噂されていたので、「やはりそうか」と思う方ももしかしたらいるかもしれませんね。

琢磨選手とデビッドソン選手はイギリスF3時時代にチームメイトだったこともあり、2001年に琢磨選手がイギリスF3チャンピオンとなった時、デビッドソン選手は2位でした。BAR時代にも琢磨選手がレギュラードライバー、デビッドソン選手がサードドライバーという形で同じチームに在籍しており、2人のチームワークには期待できるでしょう。

速さはどうなのか。これはもう十分な実績。レギュラーシートを得る機会は少なかったものの、例えば今季のシリーズでもフリー走行で何度かトップタイムを叩き出すなどその実力は実証済み。もちろんレースで走った経験もあり、2002年のハンガリーGPとベルギーGP(この2戦はミナルディで参戦)、2005年にはBARホンダからマレーシアGPに出場しています(残念ながら、すべてリタイアでしたけど……)。

デビッドソン選手は「素晴らしいチャンスに恵まれ、初めてドライバーとしてF1をフルシーズン戦えることに感激している。この機会を与えてくれたスーパーアグリF1チームとホンダの皆さんに感謝したい。SAF1のメンバーと一緒に仕事をするのも楽しみだ。2006年のチームの進歩はとても印象的だったし、初めてファクトリーを訪れた時にも、チームの士気は非常に高く、頑張っていると感じた。今は一刻も早く仕事をスタートさせたい」とコメント。

一方の鈴木亜久里代表も「来年は佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンをドライバーとして迎えることになり、とても嬉しく思っている。琢磨はチームの初年度にも際立ったパフォーマンスを見せてくれた。来年もチームの進歩に貢献してくれると思う。アンソニーはホンダで長年テストドライバーを務めてきたドライバーなので、その経験をぼくたちのチームで活かしてほしいと思う。彼はチームにいい影響を与えてくれると思うし、スーパーアグリF1チームの家族的な雰囲気にもすぐに慣れるだろう。2007年シーズンのふたりのドライバーの活躍に期待している」と歓迎の意を表しています。

スーパーアグリF1のドライバーが日本人だけではなくなって、落胆する人もいるかもしれません。しかしながらF1は実力の世界。やはり速くて経験ある人を優先させるのは、当然であります。ましてやスーパーアグリみたくスポンサーをがっちり確保できていないところは、結果を出さなければ参戦さえおぼつかない。仕方のないことでしょう。

今季終盤、来季への期待を持たせる速さを見せたスーパーアグリF1。新しいドライバーラインナップで、もっと元気な走りを期待しましょう。(新美)

http://www.saf1.co.jp/jp/news/press/nws_061115.html
posted by Carmode at 09:55| ニュース