2006年11月15日

平均車齢、平均使用年数は今年も伸びました

社団法人自動車検査登録協力会から平成18年版の自動車の平均車齢、平均使用年数が発表された。詳細をお伝えしよう。

まず平均車齢(新規登録されてからの平均使用年数、人で言えば平均年齢)は、登録車で6.90年と昨年よりも0.13年延びた。この結果は昭和49年に統計が始まって以来最高齢である(ちなみに10年前の平成8年と比べると1.86年延びた)。また、貨物車の平均車齢も8.50年で昨年より0.14年長くなった。

平均使用年数(新規登録から抹消登録までの平均年数、人間で言えば平均寿命)も登録車で11.10年と前年よりも0.17年伸び、過去最長だった。貨物車の方は昨年よりも0.25年短い11.47年。貨物車の平均車齢が短くなったのはディーゼル車の規制強化により、廃車されるケースが増えたことが影響しているようである。

この結果をご覧になって、皆さんはどう感じられただろう? 個人的には「物を長く大事に使っているわけだし、クルマが全体的に長く乗れるような性能や耐久力を持つようになったのだからいいことだ」と感じた。しかし、これではクルマの販売台数が少なくなって当然。自動車メーカーとしては頭が痛いところなのかもしれない。また、クルマ好きだったら、クルマもテレビや冷蔵庫のようにあまりこだわりを持たず「壊れるまで使う」というのもちょっとなあ、という気がする人も多いかもしれない。各方面にとって適当な平均車齢や平均使用年数とはいったいどのくらいなのだろう?(永田)

http://www.aira.or.jp/publish/pdf/2006_11hoyudoukou.pdf#aaa
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いすゞ、日野自動車とも技術提携?

いすゞ自動車の井田社長は13日の中間決算発表会見で、トヨタ傘下の日野自動車について「技術面でメリットがあれば、トラック分野でも協業する」という発言をしました。トヨタとの提携発表に続き、日野とも提携するのか。日本では比較的地味な存在であるいすゞですが、ここへきて俄然注目度が高まっています。

日野といすゞはライバル関係にある。トラックでは激しい競争を繰り広げています。一方で新長期排ガス規制に対応するための新システムとして三菱ふそうや日産ディーゼルが尿素CSRを採用していますが、いすゞと日野はまだ採用していないなど、共通と言える部分もある。日野の場合はクリーンディーゼルシステム「DPF」を進化させて新長期規制に対応するなどしています。トレーラー用の電子式車両安定装置を採用している部分なども同じ。

いすゞが幅広いディーゼルの技術を持っていることは以前にお伝えしました。一方で日野はどんな技術を持っているのか。まずはトヨタとのつながりからも分かるように、ハイブリッド技術です。いすゞもハイブリッド技術は持っていますが、日野と組むことで、さらに発展させることはできるはず。加えて日野は燃料電池も開発しているから、それも将来的には使えるかもしれません。プリクラッシュセーフティを幅広く採用している点も、日野自動車の特徴。トラックによる大事故を防ぐための姿勢は、いすゞにも見習ってほしいところです。

いすゞの日野の提携。まだ実現したワケではありませんけど、会見で可能性を示唆するというのは、もはや秒読み段階なのではないか? 今後要注目なニュースであります。(新美)
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自動車アセスメントの試験車両決まる

国土交通省が独立行政法人自動車事故対策機構との協力で自動車の安全性を調査する「自動車アセスメント」で平成18年度分のテスト車両として使われるモデルが発表された。試験されるクルマを紹介しよう。

・軽自動車
MRワゴン/モコ、エッセ、ソニカ、ムーヴ/ムーヴラテ(10月に出た新型ムーヴ以外にも、04年にデビューし継続販売されているラテもテストされるのだろうか?)、ゼスト、ステラ、アイ、eKワゴン/オッティ、ミニキャブバン/クリッパーバン

・乗用車A(1500cc以下)
SX4、bB/クー、カローラアクシオ/カローラフィールダー、オーリス

・乗用車B(2000cc以下)
ブルーバードシルフィ

・乗用車C(2000cc以上)
CRーV

・ワンボックス及びミニバン
エスティマ、ストリーム、MPV

の18台である。基本的に販売台数が多いものをノミネートしているため、今年一番話題となったクルマといえるLS460はテストされない。税金を使って行うものなので、超高額なLS460は試験できないのは分かるが、テストされれば「日本一安全なクルマ」の安全性能が分かって意外と有用な情報なるのではという気もする。


すでに評価結果がまとまっている6台(エッセ、MRワゴン/モコ、ゼスト、bB/クー、ブルーバードシルフィ、エスティマ)については先行して結果が発表された。結果はリンク先を見ていただきたいが、どのクルマも運転席、助手席の衝突安全性評価で6点満点の5点以上(6点も多い)と非常に優勝。特にゼストが軽自動車では初となる運転席、助手席ともに6点を獲得したのが目立つ。

衝突安全性の評価が高いレベルで揃ってきたのはいいことだけど、一方では「差の出ない試験に意味があるのか」という意見もあるだろう。もっとテストの意義を深めるために、現状では行われていない横転や追突された場合、コーナリング性能等のアクティブセーフティ面(現在はブレーキのテストのみ。走行性能なら衝突させる前に試せる)、輸入車の試験などをしてみてもいいのだろうか。もちろん、予算(=税金)の問題もあるので難しいことだと思うが、次の19年度の安全アセスメントでは一歩進んだ評価を期待したい。(永田)

http://www.nasva.go.jp/gaiyou/houdou01/2006/060424.html
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新型カローラ、当然のごとく好調

トヨタは10月10日にフルモデルチェンジした新型カローラの受注台数を発表しました。発売から1ヶ月での受注はおよそ3万台。セダンのアクシオが約1万6500台で、フィールダーが約1万3500台と、どちらも月間目標販売台数の6000台を大幅に上回っております。

トヨタによれば走行性能などの基本性能や内外装の上質感、さらに新型に標準装備されたバックビューモニターなどの先進装備が好評だとのこと。ただ6000台ずつという目標台数は先代カローラの売れ行きからすると、そこまで高くない数字であると思います。

カローラって、もはや1つのブランドといってもいいくらいのものがある。カローラというだけで、多くのユーザーが安心して買っていけるようなクルマであると思います。先代はモデル末期でも常に月間販売台数ランキングのトップ3に入っているくらいだったから、新型もロングセラーになる可能性は高い。

興味深いのは硬めの乗り心地をどう修正してくるか、という点。日常のアシとするには若干固過ぎるとではないでしょうか。購入を考えている人は、必ず新型の乗り心地を確かめて欲しい。固めが好みならば現在販売されているものを。柔らかめならばもうちょっと待った方が得策です。

今のところ、フィールダーよりアクシオの方が売れている。会社のクルマとしての需要も多いでしょうから、まぁアクシオが売れて当然かもしれません。けれども、先代はフィールダーが若者を中心にヒットし、新型はそれを踏まえてフィールダーを先に開発して基準にするという方法をとっている。今後フィールダーの需要がどこまで伸びるかも注目であります。(新美)

http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Nov/nt06_057.html
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今週末はWRCニュージーランド!

シトロエンのセバスチャン・ローブ選手のドライバーズチャンピオンが前戦のオーストラリで決定しているものの、フォードとシトロエンのメイクスタイトル争いは接戦となっているWRC。今週末は第15戦ニュージーランドが開催される。ニュージーランドラリーは今年から本拠地、開催時期(4月に行われた昨年よりも気候も涼しい)、ルート(昨年までと同じSS4本だけ)までもが変更され、今まではとはかなり違ったラリーとなりそう。ステージは全般的に距離の長いSSが多く、キャンバー付きのコーナー(ジェットコースターのように曲がっていく)もたくさんあるそうなので、各ドライバーのドライビングスタイルの違いやマシンの仕上がりを見るには最高のラリーになるに違いない。

前戦オーストラリアで久々に表彰台に上り、調子はかなり上向きとなっているスバルチームからはペター・ソルベルグ選手とクリス・アトキンソン選手がエントリー。ソルベルグ選手は「これまでとても相性がいいので、ニュージーランドにはとても自信がある。オーストラリアでは強さを見せつけたし、それ以降も多少改良されていると思う。近いうちにまた勝利を収めたいと心から願っているが、我々は一歩一歩前に進んで行くことが必要であり、チームも懸命に作業に務めてくれているので、今は時期を待ってどう状況が変わっていくかを見守って行くしかない。いくつか走ったことのないステージがあるが、他のドライバーにとっても同じ状況なので問題にはならない。ペースノートがあれば、早い段階でリズムをつかむことができる。ラリーの開催が4月から11月に変わったので、少し涼しくなってしまったのが残念!」とコメント。オーストラリアではアトキンソン選手もラリー序盤をリードしており、待望の今年初優勝の可能性も十分ありそうだ。なお、腕の骨折で第13戦トルコから欠場しているローブ選手は今回も参戦しない。しかし、今年から大幅にラリーが変わっているため、レッキには参加し今後のための情報収集を行う。代役はオーストラリアと同様にポンズ選手である。

今回の併催ラリーは今年の最終戦となるPCWRCだ。タイトル争いは最終戦までもつれ込み、スバルのアルアティアー選手(38ポイント)と三菱の奴田原選手(32ポイント)による戦いとなっている。奴田原選手の逆転チャンピオンは正直厳しい感じだが(チャンピオンを獲るためには最低でも3位以内が必要。あとはアルアティアー選手の順位次第。アルアティアー選手は4位に入れば無条件でチャンピン)、昨年の新井選手に続く2年連続日本人チャンピオンの登場を祈りたい。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2006/15/pre.asp
posted by Carmode at 08:53| ニュース