具体的にどう規格を満たしていないのか。まず品確法に定められた量よりも灯油が多く混入されていた疑い。品確法では灯油混入率4%以下と定められておりますが、灯油が4、4%〜8、3%ほど混入されていたというのです。またもう1つ、ガソリンにはノッキングを起こしにくい目安としてオクタン価という単位があります(ハイオクはオクタン価が高いもの。Highオクタン価の略であります)。品確法ではレギュラーのオクタン価は89以上を標準とすると定めていますけど、オクタン価が84、0〜88、7のものが売られていたのです。
コスモ石油によれば、上記2つの不適合ガソリンを給油すると、ノッキング現象が起き易くなる他、加速性能も悪くなる可能性があるとのこと。オクタン価84なんて、輸入車やハイチューンエンジンを搭載したクルマだけでなく普通のエンジンですらノッキングが起きているはずです。
コスモ石油は不適合ガソリンを販売してしまった、もしくは販売された恐れのあるガソリンスタンドを公表。そのガソリンスタンドで給油していた場合、レシートを手に相談窓口まで連絡するよう呼びかけております。
どうして品確法の規格を満たさないガソリンが販売されてしまったかについては、白井石油という会社が所有する油槽所で、コスモ石油の製品以外のものが混入した可能性があるということで調査しています。なお、品確法の規格を満たさないガソリンの販売があったスタンドについては、レギュラーガソリンの販売を中止し、品質分析を行っていくそう。
最近、ガソリンスタンドにまつわる不祥事が多いですね。クルマ好きならまだしも、一般ユーザーの方でガソリンに詳しい人は少ないはず。となると、どうしてもガソリンスタンドを信用して買うしかありません。誤給油でもそうでしたが、こういったことは二度とないようにして頂きたいです。(新美)
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_061012/index.html

