2006年10月08日

おおっ! ローブ選手の代役にマクレーが!

3回目のWRCチャンピオンを前に、マウンテンバイクに乗っている際に肩と肘の間の上腕を骨折、次のトルコ・ラリーを欠場することになったセバスチャン・ローブ選手の代役が決定した。噂では「代役は立てない」とか「ガルデマイスター選手や、昨年三菱に在籍していたガリ選手」、「ソルド選手の活躍でクサラを走らせているクロノスチームのシートを失ったポンズ選手」などと様々な噂が流れていたが、ローブ選手の代役に選ばれたのはコリン・マクレー選手だった。コ・ドライバーはマクレー選手と長年コンビを組んできたニッキー・グリスト選手である。

マクレー選手はWRCデビュー当初は「マクラッシュ」と不名誉なニックネームが付くほどクラッシュが多かったけど、95年にインプレッサでイギリス人初となるチャンピオンを獲得し、豪快な走りにファンの多かった名ドライバー。03年にシトロエンチームに在籍した後は昨年のシェコダからのスポット参戦を最後にWRCのシートを失っていた。今回の代役抜擢は豊富な経験やシトロエンチームに在籍していたため、クサラをよく知っていることなどが決めてとなったようだ。

マクレー選手は「僕に与えられた仕事は、ライバルたちがセブの一時的な不在を利用してポイントを稼ぐのを防ぎ、セブのドライバーズタイトル、クロノス・トタル・シトロエンのマニュファクチャラーズタイトル争いでのポジションを守ることになるだろう。今回も僕のコ・ドライバーを務めるニッキー・グリストと共に、僕たちはローブとチームの2006年WRCタイトルを目指した努力に役立てるように、全力を尽くすつもりだ」とコメントしている。

マクレー選手はWRC歴代3位となる通産25勝(1位:ローブ選手27勝、2位:サインツ選手26勝)を挙げているので、トルコ・ラリーで優勝すると2位のサインツ選手に並ぶ。正直「勝つのはローブ選手かグロンホルム選手」、「チャンピオンはもうすぐ決まってしまいそう」などと若干退屈な感じもあった最近のWRCだったけど、古豪マクレー選手の復帰でまた楽しめる展開となりそうである。(永田)
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ミハエル選手悲運! F1日本GP

注目のF1日本GP決勝は、複雑な心境となる結果となりました。マッサ選手ポール、ミハエル選手2番手、そしてアロンソ選手5番手からのスタートで幕を開けた決勝は、スタート直後、アロンソ選手が4番手にポジションアップ。ミハエル選手はマッサ選手の前に出て、トップを走り始めます。

その後アロンソ選手は徐々にポジションアップし、2番手まで追い上げる。一方のミハエル選手は危なげない走りで首位を快走。アロンソ選手の追い上げもありますが、常に5秒前後の差を維持して、このままチェッカーを受けるはずでした。

変化が起きたのは終盤にさしかかろうという時。なんとなんと、ミハエル選手のエンジンから白煙が……。2戦目の使用で若干不安を抱かれていたエンジンが、ブローしてしまったのです。ミハエル選手はコース外に出てリタイア。何とも悲しい鈴鹿GPとなってしまいました。

ミハエル選手がいなくなった結果、トップはアロンソ選手に。後続に大きな差をつけて走行していたアロンソ選手は、最後まで何のトラブルもなく見事優勝。ドライバーズタイトル争いで、圧倒的有利な立場になりました。ミハエル選手は鈴鹿サーキットで過去6勝を上げている。一方のアロンソ選手は2位が最高とミハエル選手に有利と言われた日本GPでしたが、今回はアロンソ選手に勝利の女神が微笑みました。

「何もこの重要な1戦でエンジンがブローしなくても……」。生中継される中解説者の片山右京氏や、サーキットに駆けつけていた脇坂寿一選手が発した言葉です。今季限りで引退を表明しているミハエル選手。20年目で1区切りとなる鈴鹿サーキットで勝たせてあげたいと思っている人は多かったでしょう。悲運としか言いようの無い結果であります。

2位フィニッシュはマッサ選手。3位にフィジケラ選手が入り、コンストラクターズ争いでもルノーが優位となりました。4位は我らがホンダのバトン選手で、3番手・4番手スタートとなったトヨタ勢はトゥルーリ選手6位、ラルフ選手7位という結果であります。

驚くべきはライコネン選手。予選では第2セクションで終わってしまうも、今回猛烈に追い上げて5位に入っております。思えばライコネン選手は昨年も17位スタートから優勝と、鈴鹿サーキットで劇的な逆転を演じている。来季フェラーリに移籍したら、より信頼性の高いマシンで鈴鹿を沸かせてくれることでしょう。

ホンダのバリチェロ選手はスタート直後に他のマシンと接触し、すぐにピットインしてノーズを交換。よって順位を大きく落としてしまいますが、それでも12位できっちり完走しております。

嬉しかったのはスーパーアグリで、見事2台完走。「感謝」という文字の入った鉢巻をメカニックが巻いているなど、とにかく参戦できているだけでも奇跡に近いこのチームが、見事母国GPで2台完走を果たしたのは、本当に嬉しいことであります。

鈴鹿サーキットはやはりテクニカルなコースで、若手には厳しいサーキット。期待のルーキーであるクビサ選手やアメリカのスピード選手など、若手がコースアウトする姿も何度か見られました。

これでミハエル選手が年間優勝を飾るには、ブラジルでの最終戦で優勝し、かつアロンソ選手がノーポイントで終わるという場合しか考えられなくなった。現実的にはなかなか厳しいでしょう。しかし何が起こるか分からないのがF1。まだまだ分かりません。

テレビで見てた人も分かる通り、鈴鹿サーキットの観客席は満員だった。ドライバーからもF1ファンからも愛されるサーキット。来季から富士スピードウェイに会場が移るため、一旦F1の開催されるサーキットとしては幕を閉じることになる。ありがとう鈴鹿サーキット! そして一時代を気づいたミハエル選手。最後まで諦めず、皇帝の堂々たる走りを見せてくれ! (新美)



F1日本GP決勝結果
1.アロンソ選手(ルノー)
2.マッサ選手(フェラーリ)
3.フィジケラ選手(ルノー)
4.バトン選手(ホンダ)
5.ライコネン選手(マクラーレン)
6.トゥルーリ選手(ホンダ)
7.ラルフ選手(トヨタ)
8.ハイドフェルド選手(BMWザウバー)
9.クビサ選手(BMWザウバー)
10.ロズベルグ選手(ウィリアムズ
11.デ・ラ・ロサ選手(マクラーレン)
12.バリチェロ選手(ホンダ)
13.ドーンボス選手(レッドブル)
14.リウッツィ選手(トロロッソ)
15.琢磨選手(スーパーアグリ)
16.モンテイロ選手(ミッドランド)
17.左近選手(スーパーアグリ)
18.スピード選手(トロロッソ)


リタイア
ウェバー選手(ウィリアムズ)
ミハエル選手(フェラーリ)
クルサード選手(レッドブル)
アルバース選手(ミッドランド)
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9月輸入車販売、ベンツが久々の首位に

JAIA(日本自動車輸入組合)から輸入車の9月期販売台数が公表された。販売台数1位だったのはメルセデス・ベンツ。意外なことなのだけど、メルセデス・ベンツが販売台数で1位になったのは今年初めてのこと。低金利ローンや用品のサービスなどの各種キャンペーンも追い風となった結果のようである。2位、3位はBMW、フォルクスワーゲンの順だった。

大混戦となったのが販売台数で1200台後半から1100台後半に集中した4位から8位だ。4位のアウディはいつもの位置ながら、5位トヨタ(アベンシス)、6位にボルボ(スバル系からヤナセ系に変わった販売店の効果もあるか?)が入ったため、毎月4位か5位の位置にいたBMW ミニが7
位に落ちてしまった。もっとも、それほど台数が落ちているわけではないので、大きな問題ではないのだろうけど。8位にプジョーが入り、9位は前年比111.6%を記録したフォードだった。この躍進はフォーカスやフィエスタのST、フォーカスCーMAXの投入が貢献しているようである。10位はホンダ(フィット・アリア)だった。

9月の輸入車全体での販売台数は昨年があまりに好調だったせいか、前年比で96.9%とちょっと輸入車人気にも陰りがあるか? と思わせる結果であった。しかし、前年割れしているものの、毎月前年比90%前後の国産車の販売に比べればかなりの好成績といえるのではないだろうか。10月以降はLSの投入でラインナップが勢揃いしたレクサスがベンツ、BMWにどのくらい影響を与えるか注目したいところだ。(永田)

http://www.jaia-jp.org/jws/11j/200609sokuhou.htm
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キッザニアにはクルマの職業も盛りだくさん!

子供が実社会を体験出来るテーマパークとして、東京豊洲に10月5日、「キッザニア東京」がオープンした。「キッザニア東京」にはアナウンサー、消防士、キャビンアテンダントなど70種類以上の職業を体験でき、働いて稼いだお給料をキッゾニア内だけで使える通貨“キッゾ”に換え、買い物や貯金に使うなどできるのだけど、用意されているパビリオンの中にはクルマに関係したパビリオンも多い。

クルマ関係のパビリオンは三菱自動車プロデュースの運転免許試験場、レンタカー、カーディーラー、出光興産監修のガソリンスタンド、洗車機、オートバックス協賛のカーライフサポートセンターの6つだ。つまり、免許を取る→クルマに乗る→ガソリンスタンドで給油をする→クルマの整備を行うというクルマを使う流れが実際と同じように体験をすることができるのである。

また、キッザニアではクルマに関するお金を使うだけではなく、カーディーラーでお客さんにクルマの説明をする、ガソリンスタンドのスタッフ、カーライフサポートセンターでクルマの整備の仕事をする(具体的にはタイヤ、バッテリーの交換、エンジンの組み立て)といった職業についてお金を稼ぐという行為も体験できる。クルマについて知りながら、キッザニアで使うお金を得るという一石二鳥の経験を得られるのだ。

最近の考える人が減りつつある「働く意味、喜び」というものを子供たちに楽しみながら学べる場所として貴重な存在となりそうなキッザニア東京。子供たちの教育にも大いに役立つ上、クルマに興味を持つ子を増やすのにも貢献がありそうだ。この連休にでも足を運んでみてはいかがだろう。(永田)

www.kidzania.jp
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