2006年10月02日

ガソリン高騰が一段落しそうです

9月まではレギュラーガソリンの全国平均価格が144円あたりを前後。「これのくらいの値段で安定するのか」とか「ちょっとしたきっかけでまた上がるのか」などといろいろな考えをお持ちの方がいらっしゃるだろうけど、とりあえず10月はガソリン価格が下がることになりそうだ。新日本石油、昭和シェル石油などの石油元売り大手は10月の石油製品卸売り価格を9月より0.9円引き下げると発表したのである。

今回の値下げは原油相場の下落(一時的なものかもしれないが)、過去の未転嫁分などを総合的に判断して決められたものとのこと。自動車ユーザーにとってはとりあえず嬉しい決定である。また、昨年度を思い出すと、冬になると暖房用の灯油の需要が増えて、結果的にガソリンがダブ付いて値下がりしていたため、今後さらなる値下がりも期待できるかもしれない。そうはいっても、甘い見通しは出来ない石油業界。常にエコランを頭に置いて、ガソリンを大切に使うよう心がけましょう。(永田)
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クルマ社会を良くしてくれるのは誰?

とりあえず先送りとなったものの、しばらく前までガソリンにかかる税金や重量税といった道路特定財源の一般財源化が施行の一歩手前まで進み(延期されたものの、予断は許さない状況)、いつまでたっても都市部の渋滞は緩和されない。高速道路の料金は値下がりの予兆もないなど、日本のクルマ社会は一向にいい方向にならない。これは日本の主力産業である自動車やクルマ社会を真剣に考えている政治家がいないことが大きな原因なのだろう。そんな中、インターネット自動車売買仲介サービス会社のオートバイテルが「この人が首相なら日本のクルマ社会をもっと良くしてくれそうと思う人」というアンケート調査を実施した。結果はなかなか面白いものとなった。

名誉ある1位に輝いたのはタレントの所ジョージ氏。なるほどテレビ番組などでもよくクルマ好きであることが語られ、明るいキャラクターの所氏だったら、クルマ社会どころか日本まで楽しい国にしてくれるのではないかと感じさせる結果である。2、3位にはホンダ創業者の故本田宗一郎氏、日産社長のカルロス・ゴーン氏が入った。日本人にとって、一番存在感のある自動車会社の社長なのだなと感じる反面、トヨタの関係者は11位の張富士夫氏しかいなかったことが意外であった。4位は東京都知事の石原慎太郎氏。かつてのディーゼルバッシングがきっかけとなり、ディーゼル車のクリーン化に貢献したことが理由か?

5位から7位には日本人初のF1フル参戦ドライバーの中嶋悟氏、土屋圭市氏、片山右京氏が入った。首相になって欲しいかは別にして、政界に一人くらい安全運転講習のようなことを積極的に行ってくれる人がいてもいいなと思う結果である。8位、9位は芸能人のテリー伊藤氏と山田優さんがランクイン。10位は元レーシングドライバーでスーパーアグリF1チーム代表の鈴木亜久里氏だった。

その他、面白かったのは12位に入った渡哲也氏。一世を風靡した、ドラマ「西部警察」で演じた大門団長役(当時のスカイラインやフェアレディZから降りてくる姿は本当にカッコ良く、カーチェスも衝撃的だった)や保険会社のCMの影響なのだろう。自動車関係のマスコミでは14位の徳大寺有恒氏(自動車評論家)が唯一ランクインした。なお、ある意味一番大切といえる政治家では18位の小沢一郎氏(民主党代表)が最上位。首相に就任したばかりの安部晋三氏は小沢氏に続く19位だった。

まあ、アンケート1位の所ジョージ氏が首相になるようなことは非現実的だとしても、もう少し政界にクルマ社会のことを考えてくれる人がいて欲しいのは事実。「クルマ社会を良くします。具体的には○○。」なんて公約を掲げる政治家が次の選挙に出てきたら、案外票を集めるのではないだろうか。(永田)

http://www.autobytel-japan.com/abtj/press/info/20060913.cfm
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来期はフェラーリエンジンが3チームへ

今年はトヨタエンジンでF1を戦っていた「スパイカーMF1レーシング」(前身はジョーダンチームを買収したミッドランド)の来期のエンジンがフェラーリエンジンに決定した。この発表により、来期フェラーリエンジンは本家フェラーリチーム、レッドブルか兄弟チームのトロ・ロッソのどちらか(レッドブル系列で1チーム分フェラーリエンジンを使う契約が決まっているため)、そしてスパイカーMF1レーシングの3チームに搭載される。

今までフェラーリエンジンは本家の他、もう1チームに供給されていた時代は長かったものの(今年のレッドブル、BMWに買収される前の旧サウバー、以前あったイタリア系チームのミナルディ、スクーデリア・イタリア)、来期からはフェラーリエンジンとしては初めての3チーム、6台の体制を敷くことになった。なお、契約年数、使用費用などに関する事項は発表されていない。

今回の発表によりでスパイカーMF1チームの来期のエンジンが決まったため、来期のエンジンを確定していないのはレッドブル系列の2チーム(といっても、レッドブル陣営でフェラーリエンジンとルノーエンジンを使う契約は決まっているため、陣営内でどちらのエンジンを決めればいいだけ)のみとなった。また、少し寂しい話だけど、コスワースエンジン(フォードと深い関係を持つ)を使っていたウィリアムズチームが来期はトヨタエンジンへのスイッチを発表しているため、プライベーター向けのエンジン長年供給し続け、F1界を支えていたコスワースエンジンのF1撤退もほぼ確実になってしまった。

今まで日本では正直「存在が薄く、注目度の低いチーム」だったスパイカーMF1チームだったけど、最高技術責任者に今年前半戦までトヨタF1チームに在籍していたマイク・ガスコイン氏を迎えるなど体制を整えつつある。来期はフェラーリエンジンも得て、飛躍の年になるだろうか?(永田)
posted by Carmode at 12:26| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F1チャンピオン争い、同点で鈴鹿へ!

激しいタイトル争いを繰り広げる2人のスターティンググリッドは、アロンソ選手(ルノー)がポールポジション、M.シューマッハ選手(フェラーリ)6番手とアロンソ選手圧倒的に見えたF1第16戦中国GP。しかし、決勝は「神様が仕組んだのではないか」と思わせるほどドラマチックなレースとなった。

決勝は曇り空ながら、路面に水が残るコンディションで始まった(タイヤはレインタイヤ全車をチョイス)。ルノーの2台がスタートを無難に決め、M.シューマッハ選手も6番手をキープ。レース序盤の大きな動きはライコネン選手(マクラーレン)が2番手を走行していたフィジケラ選手を抜き(ライコネン選手は残念ながら1回目のピット作業後にリタリア)、M.シューマッハ選手がホンダの2台をかわして4位に上がったくらいだった。

レースが大きく動いたのは1回目のピットインを終えたレース中盤。トップを走っていたアロンソ選手のペースがなぜか上がらない。3台が団子状態になったあと、順位はフィジケラ選手、M.シューマッハ選手、アロンソ選手の順に。ドラマが起きたのは40周目付近で行われたピットイン(ライン上は乾いてきたため、ドライタイヤへの交換も兼ねたもの)。後からピットに入ったフィジケラ選手がピットアウトしたところをM.シューマッハ選手が見事にオーバーテイクしトップに浮上! M.シューマッハ選手はトップのままでチェッカーを受け、通算91勝目を挙げた。アロンソ選手は終盤フィジケラ選手を抜き、M.シューマッハ選手を追い上げたものの2位でゴール。3位はフィジケラ選手だった。

日本勢はホンダとトヨタで対照的な結果となった。2列目という好位置からスタートしたホンダの2台は最終ラップでゴチャついたもののバトン選手4位、バリチェロ選手6位でゴール。鈴鹿に向けて弾みをつけた。逆にトヨタは2台ともエンジン系統のトラブルでリタイア(R.シューマッハ選手が油圧系、トゥルーリ選手が空圧系)してしまった。完走、ポイントゲット出来なかったのは残念だったけど、その代わりに新しいエンジンを使えることをプラスに考えるべきだろう。スーパーアグリの2台も佐藤琢磨選手が青旗無視で失格になったものの、山本左近選手16位で完走(初めての完走となった)。すべてを賭けている日本GPにつがるレースになったといえるだろう。

中国GPを終えてのポイントはM.シューマッハ選手(今期7勝)、アロンソ選手(今期6勝)ともに116ポイントで並んだ。コンストラクターズポイントもルノー179ポイント対178ポイントと完全な一騎打ちだ。次の日本GPでのドライバーズタイトル決定の可能性はM.シューマッハ選手のみにある。アロンソ選手が0ポイントだった場合である(優勝回数でM.シューマッハ選手が上なので、仮にアロンソ選手優勝、M.シューマッハ選手リタイアでもタイトル決定はない。逆に考えれば、2台ともリタイアというパターンでもM.シューマッハ選手のタイトルが決まる)。とにかく日本GPでは「これぞF1」という力と力のぶつかり合いを見たいところ。そして、凱旋レースとなるホンダだけでなく、トヨタ、スーパーアグリの走りにも注目だ。(永田)
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