“モータースポーツジャパン2006フェスティバルインお台場”には「こんなにたくさん」と思うくらいの各カテゴリーのレーシングカーやレーシングドライバーの皆さんが集まり、展示、トークショー、デモランで来場したファンを楽しませていた。中でも目玉だったのは23日(土曜日)、24日(日曜日)ともに行われたホンダF1のデモ走行。23日はホンダF1チームのテストドライバー、ジェームス・ロシター選手による06年モデルのRA106(しかも、今週末の中国GPでサードカーとして使う大切なマシン)、24日はバトン選手が1968年型のRA301をドライブ。両選手とも「こんなに貴重なものであんなに派手なデモランしていいの?」と思わせるくらい豪快な走りを見せた。特にロシター選手は日本のファンに名前を売る良い機会になったようだ。
トヨタのMEGA WEBのイベントで見所だったのは、サーキット以外では初となるトヨタF1マシン(06年モデルのTF106)とホンダF1マシン(土曜日に走ったRA106)のコラボレーション。それぞれ、トゥルーリ選手とバトン選手という正ドライバーがドライブし、通常は市販車の試乗用コースとして使われている「ライドワン」のコースで様々なドーナッツターンなどの様々なパフォーマンスを見せ、集まった大観衆にF1マシンの凄さを見せつけた。
富士スピードウェイで行われた「PIT PARTY」にはルノーチームのアロンソ選手、フィジケラ選手、テストドライバーのコバライネン選手(来年からは正ドライバーに昇格)が駆け付け、F1マシン、ルノーの市販車を使ったデモラン、2人乗りF1マシンでの同乗走行などでファン楽しませた。また、会場が来年からF1日本GPの開催地となる富士スピードウェイということで、試走も済ませられたようである。
先週末に行われた3つのイベントで個人的に「凄いな」と感じたのは、入場無料(PIT PARTYは事前の抽選に通ることが必要だった)なのに、とても内容が濃いという点。ホンダはF1マシンのデモランをするためにチームメンバーを8人も呼び寄せていたのだ。もちろん、トヨタもルノーも同様だろう。3つのイベントが日本から比較的近い中国GPの前だったから実現したという側面はあるにしても関係者の努力、協力には本当に頭が下がる。また、お台場で行われた2つのイベントには小中学生と思われる子供たちの姿もたくさん見られ、将来のモータースポーツ人気は今よりもずっと上がるのではないかと感じた。
これらの素晴らしいイベントはこれからも継続的に開催していただき、日本にも「モータースポーツ文化」を根付かせて欲しいものである。(永田)

