張会長は自動車税制について「各国の車体課税を比較すると、軽自動車の税金が国際的には大体合っていて登録車は大変高い税金になっている。日本の自動車の税負担を見直すときには、軽を基準にして見直しを考えていく」と発言。確かに現在の登録車にかかる税は決して軽いものとは言えない。税金の安い軽自動車が売れるのもうなづけます。しかも登録車の場合、自動車重量税は6500円/0、5t。本則税率だと2500円/0,5tですから、暫定税率は実に2、6倍にもなっています。自動車取得税だって本来なら自動車取得額の3%であるところが5%まで引き上げられている。ぜひとも軽を基準に見直して頂きたいですね。そうしたら現在の新規登録車販売台数減少にも、歯止めがかかるのではないでしょうか。
また最近話題の飲酒運転について。昨今の飲酒運転に関する報道は若干過熱し過ぎの感もありますよね。まぁ飲酒運転が多く話題になるのは悪いことではありませんけど……。で、飲酒運転に関して張会長は「ソフト面では、早急にホームページ、ラジオCM、ポスター等の活用を通じて、飲酒運転防止の広報・啓発活動をしていく。また今後、政府の取り組みを踏まえながら、更なる取り組みを検討していく。ハード面では、具体的な車両の技術開発は各社ベースの課題と思われるので、自工会としては既に先行している諸外国の状況をよく調査し、日本の飲酒運転事故の事情によくあった方法を検討していく。飲酒運転防止装置の義務化については、具体的にどんなものを作ってどういう義務化をしていくか、ということが私自身の中でまだ固まっていない。全体をよく見て一般ユーザーさんがもっともだと思う案を考えていく必要がある」とコメントとしています。
気になったのは飲酒運転防止装置の義務化について。最近呼気中アルコール濃度を検査してからエンジンをかけるものなど、様々な飲酒運転防止装置が開発されている。飲酒運転による悲惨な事故が相次いでいるため、こういった装置の装着を義務化しようという話も出ています。個人的に装着義務化は疑問。どれだけクルマが人間の面倒を見なければならないのかと思ってしまいます。飲酒運転は決して過失ではありません。プリクラッシュセーフティシステムなどドライバーの過失を防ぐ技術は大歓迎ですけど、飲酒運転という過失ではないものを防ぐために装着を義務化するのは、正直どうかと思っています。また装着義務化となると、コストの面も問題になる。国から補助でも出るのか? 装着する分だけ車両価格が上がるというのだけは勘弁してほしいですね(笑)。
クルマを取り巻く状況はどんどん変わりつつある。ユーザーが厳しい目で見守っていかなくてはなりません。(新美)
http://release.jama.or.jp/sys/interview/detail.pl?item_id=574

