2006年09月17日

ランチア・デルタ復活?

日本で「ランチアと言えば?」と問われたら、WRCで大活躍した初代デルタを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。今では2代目モデル(WRCへの参戦なし)を最後に名前がなくなってしまっているけど、現在イタリアで行われているヴェネチア国際映画の場でデルタのコンセプトモデル「デルタHPEコンセプト」が公開された。デルタHPEコンセプトはWRCに出ていたようなスポーツイメージを持つモデルではなく、70年代後半に生産されていたベータHPEをモチーフにした5ドアハッチバック車。実用性とエレガントさを兼ね備えたクルマに仕上げられた。

詳細を見ていこう。サイズは全長4500mm×全幅1800mm×全高1500mm。ゴルフやアクセラなどの属するCセグメントのクルマとして考えると大きめか。その分室内、荷室が広く取られており、後席にはスライド、リクライニング機構が備えられており、荷室も400リッターを超える容量を確保している。ランチアの売り物の1つであるインテリアにも当然力が入っており、アルカンターラ、皮、ウッドがふんだんに使われた居心地のいいラウンジのような感じに仕上がっているという。エンジンは120馬力から200馬力のガソリン、ディーゼル(すべてターボ付)が想定されている。

WRCに出てきそうなスポーツイメージが感じられないのを残念に思うファンもいるだろうけど、その分プレミアムなクルマとしての魅力は大きく見える。個性的なハッチバックとして市販化を期待したい1台である。(永田)
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ユーザーの声を! 皆で道路を変えよう

首都高速道路株式会社は、9月24日〜10月15日まで首都高お客様アンケート調査を行うと発表しました。首都高速の利用に関するアンケート調査で、「より安全に、より円滑に、より快適に」首都高速を利用するためのものだそう。

アンケート調査に協力した人の中で抽選で10名にETC車載器、100名に3000円分のQUOカード、そして先着5000名に500円の首都高パーキングエリア商品券プレゼントされます。がしかし、こういったアンケートの醍醐味はプレゼントではなく、ユーザーが道路管理者に自分の意見を伝えるというところにあります。

ご存知の通り、最近高速道路での事故が頻発しています。逆走トラック事故しかり、21台の大事故しかり、高速道路上で起きた事故の話題には事欠きません。もちろん、全てが高速道路の構造上の問題だとはいいません。むしろ、大半はドライバーの意識によって防げる事故かもしれない。けれども、道路の構造上の問題により、事故が頻発している箇所だって多い。そこでユーザーの声が必要となるわけです。

道路特定財源の一般財源化が話題となった時、自動車メーカーや関連団体の働きかけで、反対の署名が何百万も集められました。これの効果もあって、一般財源化の具体的な検討は先送りにされております。ユーザーの声が少しは国を動かせたのです。それと同じで、ユーザーがきちんと声を発すれば、高速道路だって改善を図れるはず。特に高速道路は公団から株式会社へと民営化されたワケだから、ユーザーの声に耳を傾けるのは当たり前。アンケートなどを通して、皆で意見を言っていく必要があると思います。

首都高速のアンケートは、過去に何度も実施されたことがあるもの。一体どれくらいの人がアンケートに答えてきたかは分かりませんけど、最近の事故や、はては東京がオリンピック開催地に立候補することにより交通環境整備など、高速道路に注目が集まっている今この時、皆で意見を言う絶好の機会ではないでしょうか。アンケートに関する問い合わせは03ー3539ー9247(首都高速道路株式会社 サービス推進部)まで。(新美)
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三菱重工、ターボ大増産!

三菱重工は小型ターボチャージャーの生産能力を増強し、世界の小型ターボチャージャー市場で世界シェア第2位を目指すと発表しました。三菱重工によれば、約35億円を投資して現在の生産能力を最終的に年産400万台以上にしたいとのこと。投資が行われる小型ターボチャージャーとは基本的にディーゼル用のもの。排気量2、0リッター以下のもの用と、2、0リッターから3、0リッターのものだそうです。


気になるのが「世界第2位のシェアを目指すということは、現在何位なのか」ということ。これはあくまでも推計でありますが、今のところ小型ターボチャージャーシェア第1位は米国に拠点を置くハネウェル社(41%)。2位がこれまた米のボルグワーナー車(21%)で、3位が三菱重工と言われています。

なぜ三菱重工は小型ターボチャージャーの増産をすることになったのか。それは、現在世界的に需要が増えているから。ご存知の通り、ヨーロッパではディーゼルが新車販売の主流を占めるほど、ディーゼル人気は高い。一方日本ではと言うと「ウルサイ」「キタナイ」というイメージが拭いきれておらず、乗用車ではあまり販売されておらず。しかしながら、最近この流れが見直され始めているのです。1つは日本国内で販売される軽油がキレイになったこと。軽油に含まれる硫黄濃度が下がったのであります。これにより、排出されるガスはとても綺麗になった。そして、もう1つは新たな触媒が次々と開発されていること。ダイハツが自社開発した触媒に代表されるように、次々と高性能な触媒が開発されており、排気ガスはますますクリーンになりつつあります。

他にもエンジン自体に手が加えられ、排出ガスを清浄化する技術は進歩の一途を辿っている。おまけにディーゼル特有の音や振動も低減されているから(もちろん、まだまだ気にすれば分かるレベルですけど)、ディーゼルは見直されているのです。何よりディーゼルターボは二酸化炭素排出量が少ないため、排気ガスさえきれいになれば、環境にとても優しい。燃費だっていいですしね。

ホンダやトヨタも最新の排ガス規制(ユーロ5など)に対応できるディーゼルエンジンを開発しているそう。将来の明るいディーゼルなワケです。話が逸れてしまいましたが、日本でも、そして世界的に見ればさらに、ディーゼルターボの需要は増えると見込まれているのですね。よって今回の増産となったワケです。ディーゼルターボだけでなく、最近ではガソリンエンジンでもターボの復権が感じられる。BMWの直6ツインターボに、ホンダだって新型RD−Xにターボエンジンを搭載。マツダなんて、アクセラやMPV、アテンザにCX−7など多岐に渡ってターボエンジンを採用している。今後はディーゼルターボ含め、ターボに注目であります。(新美)

http://www.mhi-ir.jp/news/sec1/200609144506.html
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Fポン菅生、小暮選手3戦連続ポール!

シリーズ後半戦に入ったフォーミュラニッポン。昨日は第7戦となる菅生サーキットラウンドの予選が行われた。午後の予選2回目には雨が降り始め、スターティンググリッドは午前中の予選1回目の結果で決まった。ポールポジションを獲得したのは小暮卓史選手(ARAT)。今年はまだノーポイントの小暮選手ながら、3戦連続となるポールポジション(今年4回目)をゲット。そろそろ予選に伴う結果が欲しいところだろう。2位、3位にはインパル勢の松田次生選手(mobilecast IMPUL)、本山哲選手(arting IMPUL)が続いた。しかし、本山選手は予選中にエンジントラブルがあったため、10グリッド降格の13番手からのスタートとなる。以下、ロイック・デュバル選手(PIAA NKAJIMA)、金石年弘選手(ARTA)、ブノワ・トレルイエ選手(mobilecast IMPUL)というトップ6だった。

なお、ポイントランキングはトレルイエ選手35ポイント、松田選手21ポイント、トムスのアンドレ・ロッテラー選手(今回は予選12番手)20ポイントの順で争われており、トレルイエ選手がこのレースで松田選手に6ポイント差以上をつけ、かつロッテラー選手に7ポイント差以上をつける結果でゴールすると残り2戦を残してチャンピオンが決定する。タイトル争いの面でも見逃せないレースとなりそうである。(永田)

http://www.f-nippon.co.jp/press2006/index20060911.html
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先進技術に対するユーザーの意識は

J.D.パワー・アジア・パシフィックは、自動車先進技術に関するユーザーの意識調査を実施し、調査結果を発表しました。調査は過去5年以内に新車(一般の乗用車)を購入したユーザーで、購入に主に関与し、購入したクルマを主に運転している人を対象に実施。8650人から回答を得ています。

今回の調査は、自動車先進技術に対するユーザーの認知度や興味度、さらに購入意欲について調査したもの。46の先進技術・装備を対象とし、調査しております。面白いのが調査方法。該当する技術・装備の値段を教える前にアンケートをとり、値段を教えてからまたアンケートをとるという方法を採っています。よって単純に認知度や興味度を調べられる一方で、購入意欲も分かるというワケ。

さて調査の結果ですけど、まず興味度と購入意欲が共に高かったのが、フロントサイドエアバッグ、多段式エアバッグ(これ、何だか不明です)、ハイブリッドエンジン、HIDヘッドライトの4つ。ハイブリッドエンジンはやはり昨今の原油高が影響しているでしょう。一方で多段式エアバッグ(?)が多くの人に選ばれたのはちょっと驚き。それだけ安全性も気にしているということか? HIDについては夜間の視認性が上がるうえ、ファッション的な要素として選ばれるということもあると思います。

ナビについても面白い結果が出ています。カーナビを装備していると回答した人はおよそ6割。今後の購入意欲も8割と、もはや必須装備となっていますね。現在主流と言えるのはDVDナビですが、次回はHDDにしたいという人が多かったそう。ナビの購入を希望する人のうち8割がHDDナビを購入したいとのことです。満足度でもHDDの方が高い結果。今後はますますHDDが幅をきかせる時代になることは間違いありません。

さて、先ほど安全性への意識が高いと言いました。しかし一方で、安全性を飛躍的に高めるものの、購入意欲がそこまで高くない装備も……。順に挙げていくと、衝突回避及び緩和システム(23%)、前方衝突警告システム(18%、死角警報システム(32%)、ナイトビジョン(17%)などです。これらは事故防止&被害軽減に効果のあるもの。しかしながら、購入意欲はあまりないようです、なぜか。おそらく価格がネックなのかと。どれも結構なお値段の装備ですから。標準装備しているクルマも少ないし、仮に標準装備していたとしても、それは高級車ばかり。オプションでももちろん高い。やはり値段の面で購入に結びつかないのではないでしょうか。それを証拠に、価格を知る前の興味度を調べてみると、衝突回避及び緩和システム(70%)、前方衝突警告システム(63%)、死角警報システム(70%)、ナイトビジョン(77%)など、いずれも高い数値を誇ります。興味あるとはいえ、やはり値段が安くなければ購入しない。ユーザーはなかなか厳しいですね。

エアバッグの購入意欲が高いことは歓迎すべき。値段もこなれていますしね。後は他の最新技術がどれだけ低コストで装着できるようになるか。最近悲惨な事故が数多く報道されるだけに、できるだけ早い低コスト化を望みます。安全装備は装着すると保険で割引を受けられることもありますが、それだけではなかなか購入に結びつかない。何度も言ってしまうけれど、それこそ、国が補助してくれればいいのに……。(新美)

http://www.jdpower.co.jp/
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