カイエンと言えば、オフロード性能よりも圧倒的なオンロード性能が注目されています。そりゃそうだ、400馬力以上にもなるターボエンジンを搭載し(NAモデルでも300馬力以上)、制動装置だって強力なものを装備。コーナーリング性能もスポーツカーを蹴散らすほどの。とはいってもいくらオンロード性能を磨いたところで、こういったクルマで重要なのはやはり悪路走破性。オンロード性能を重視するなら、わざわざSUVにする必要なんて無い。ポルシェは老舗のスポーツメーカーながら、「本来のクルマの性格」を軽視することなく、しっかり開発していたということが証明されたことになります。
ただ、世界はやはりハイパワーSUVがまだまだリリースされている。最近ではレンジローバースポーツ(スーパーチャージャーを装着したハイパワーSUV)に加え、Jeepのグランドチェロキーにも「SRT8」と呼ばれる、6、1リッターV8HEMIエンジンを搭載したモデルが今月9日に発売される(このモデル、0−100km/hを5秒でこなすという化け物)。悪路走破性をウリにするというより、圧倒的動力性能をウリにしたSUVが、どんどんリリースされているのです。個人的にはどうしても「ガソリンのムダ遣い」みたいに見えてしまうハイパワーSUVながら、やはり欲しがる人は多いのでしょう。(新美)
http://www.porsche.co.jp/news/pressrelease/2006/vol0904.htm(ポルシェ)
http://www.jeep-japan.com/news/newProducts/20060905/index.html(ジープ)

