J.D.パワー・
アジア・パシフィックは、
自動車先進技術に関するユーザーの意識調査を実施し、調査結果を発表しました。調査は過去5年以内に
新車(一般の乗用車)を購入したユーザーで、購入に主に関与し、購入したクルマを主に運転している人を対象に実施。8650人から回答を得ています。
今回の調査は、自動車先進技術に対するユーザーの認知度や興味度、さらに購入意欲について調査したもの。46の先進技術・装備を対象とし、調査しております。面白いのが調査方法。該当する技術・装備の値段を教える前にアンケートをとり、値段を教えてからまたアンケートをとるという方法を採っています。よって単純に認知度や興味度を調べられる一方で、購入意欲も分かるというワケ。
さて調査の結果ですけど、まず興味度と購入意欲が共に高かったのが、
フロントサイドエアバッグ、多段式エアバッグ(これ、何だか不明です)、ハイブリッドエンジン、HIDヘッドライトの4つ。ハイブリッドエンジンはやはり昨今の原油高が影響しているでしょう。一方で多段式エアバッグ(?)が多くの人に選ばれたのはちょっと驚き。それだけ安全性も気にしているということか? HIDについては
夜間の視認性が上がるうえ、
ファッション的な要素として選ばれるということもあると思います。
ナビについても面白い結果が出ています。
カーナビを装備していると回答した人はおよそ6割。今後の購入意欲も8割と、もはや必須装備となっていますね。現在主流と言えるのはDVDナビですが、次回はHDDにしたいという人が多かったそう。ナビの購入を希望する人のうち8割がHDDナビを購入したいとのことです。満足度でもHDDの方が高い結果。今後はますますHDDが幅をきかせる時代になることは間違いありません。
さて、先ほど安全性への意識が高いと言いました。しかし一方で、安全性を飛躍的に高めるものの、購入意欲がそこまで高くない装備も……。順に挙げていくと、衝突回避及び緩和
システム(23%)、前方衝突警告システム(18%、死角警報システム(32%)、ナイト
ビジョン(17%)などです。これらは事故防止&被害軽減に効果のあるもの。しかしながら、購入意欲はあまりないようです、なぜか。おそらく価格がネックなのかと。どれも結構なお値段の装備ですから。標準装備しているクルマも少ないし、仮に標準装備していたとしても、それは高級車ばかり。
オプションでももちろん高い。やはり値段の面で購入に結びつかないのではないでしょうか。それを証拠に、価格を知る前の興味度を調べてみると、衝突回避及び緩和システム(70%)、前方衝突警告システム(63%)、死角警報システム(70%)、ナイトビジョン(77%)など、いずれも高い数値を誇ります。興味あるとはいえ、やはり値段が安くなければ購入しない。ユーザーはなかなか厳しいですね。
エアバッグの購入意欲が高いことは歓迎すべき。値段もこなれていますしね。後は他の最新技術がどれだけ低コストで装着できるようになるか。最近悲惨な事故が数多く報道されるだけに、できるだけ早い低コスト化を望みます。安全装備は装着すると保険で割引を受けられることもありますが、それだけではなかなか購入に結びつかない。何度も言ってしまうけれど、それこそ、国が補助してくれればいいのに……。(新美)
http://www.jdpower.co.jp/
posted by Carmode at 00:18|
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